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知っトク:栄養士の食育講座 第2回「冬至と南瓜について」

こんにちは。いよいよ12月に突入し、今年も残りわずかとなりましたね。今年は暖冬と言われてはいますが北風がとても冷たく冬をひしひしと感じています。みなさんはこの寒さで風邪を引いていないでしょうか?風邪対策に前回は大根を紹介しましたが今回は「冬至に南瓜を食べると風邪をひかない」と言われる由縁についてお話したいと思います。

●そもそも冬至って?
1年のうちで一番昼が短く、夜が長くなる日のことを指します。この日を境に昼が長くなっていきます。今年の冬至は12月22日です。

なぜ冬至に南瓜を食べるの?
冬至に「ん」のつくものを食べると運が運び込めるという言い伝えから。漢字で「南瓜」と書いて「なんきん」と呼ぶことから来ているそうです。けれど、「ん」がつく食べ物なら「にんじん」や「れんこん」もあるじゃないか?と思いますよね?古来、北を(陰)・南(陽)とされており「南」の入った南瓜を使うのは運盛りの1つとされているそうです。

ここからは、現代の栄養学で南瓜が冬至に選ばれた理由を紹介します。

【南瓜】
夏場に収穫し、寝かしておくことで甘みが増してきます。本来の収穫や旬は夏ですが、長期保存が可能なため昔から重宝されてきました。緑黄色野菜の中でも優れた栄養価を有しています。身体を温めたり、胃や腸の粘膜を正常に保ったりして身体の免疫力を高めてくれる食材なのです。

ビタミンC(老化防止・免疫力を高める)/βカロテン(ビタミンA)
・風邪予防
・免疫力低下による病気の抑制
・抗酸化作用

ビタミンA
・美肌を作る/保つ

ビタミンE(血行の流れを促す・老化防止)
・冷え性や肩こりの改善
・動脈硬化予防

カルシウム/鉄分
・貧血改善
・高血圧予防

脂溶性ビタミンA・Eを豊富に含んでいます。脂溶性ビタミンは熱や水で損失されることはりません。油との相性もよく一緒に使うことで吸収率も上がるので上手に使いましょう。

南瓜メニューはこちら→

https://obrick.co.jp/archives/cooking/%e5%8d%97%e7%93%9c%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%97
南瓜

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