こんにちは。オブリックで料理教室の講師を担当している清です。
今回から私の栄養士の経験を活かし、食材の栄養素について、それから有効な調理方法をお伝えしていきたいと思います。
第1回「風邪対策の旬な大根」
肌寒くなるにつれ、暖房などで室内は温かくするのですが、外は寒いので屋内と屋外の寒暖差で身体が参ってしまいます。
空気が乾燥していると風邪などの病原菌が舞いやすく、身体が弱っているところに入り込み風邪を引いたり、お腹を壊したりするものです。
外気と寒暖差をつけないため暖房をつけない、といった極端なことをする必要はありませんが、いくつか気を付けたいことはあります。
■外と中できちんと体温調節のできる服装をする
■普段から体を動かして体力をつけておく
■3食バランスの良い食事をする
今回は旬の食材で風邪予防に良い食材と簡単な効能をご紹介します。
【大根】
11月~2月が旬。
秋冬は寒さで甘みも増し、様々な料理に使えます。大根はビタミン/ミネラル/酵素を豊富に含んでおり以下の効能があります。
ビタミンB2/B6(皮膚・粘膜の健康維持)・ジアスターゼ(胃腸の働きを助ける/解毒作用がある)
・消化不良と胃酸過多の改善
・胃潰瘍や胃炎に効果
・二日酔いや頭痛、発熱の改善
・便秘の解消
ビタミンC(老化防止・免疫力を高める)・ビオチン(健康な肌・髪を保つ)
・美肌/アトピー性皮膚炎に効果
その他にも多くのビタミンを含んでいますが、水溶性ビタミンと呼ばれる系統のビタミンが主に含まれています。
水溶性ビタミンは水に長時間さらしたり、加熱することで流れ出てしまったり、壊れてしまったりします。
そのためビタミン類を多く摂取したいときは生で食べるのがおススメです。
霙鍋にするときは、煮あがった最後におろしを加えひと煮立ちしたら火を止めましょう。喉の炎症にも効果があり大根飴なども販売されています。
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