「瓜(うり)売りが、瓜売りに来て、瓜売れ残り、売り売り帰る、瓜売りの声」 という言葉を、みなさんご存知ですか?
「瓜売りが 瓜 売りに来て 瓜 売り 帰る」という早口言葉の語源らしいのですが・・・ 夏になると祖父が、胡瓜を見るたびに言うので私の中では夏の定番となっています。 各家庭で、この時期のこれは定番!というものがあると思います。
今回は、どの家庭でも夏によく見る定番のトマトと胡瓜についてお話ししたいと思います。
第8回「夏の定番!胡瓜とトマトのお話し」
【胡瓜】
流通が発達したおかげで、今は通年食べられますが旬は初夏となり、7月現在は旬真っ只中です。胡瓜の90%は水分です。また、他の野菜に比べ栄養素自体はさほど高くありません。 ですが、水分が多くビタミン・ミネラルを含んでいるので、汗をたくさんかいてしまう夏には水分・ミネラル補給も出来るピッタリの野菜なのです。 また、食べることで身体の熱を取ってくれる作用もあります。
ククルビタシン(苦み成分)
・抗がん作用
・食欲増進 ホスホリパーゼ(脂肪分解酵素)
・脂肪分解促進
カリウム(水分調節作用)
・高血圧予防
・むくみ改善
【トマト】
トマトと言えば、真っ赤な赤。その昔は、その色と形から「毒をもつ悪魔の実」と言われる観賞用とされていたそうです。しかし、飢餓に苦しんだ人たちが食べたことがきっかけとなり食用として広まったと言われています。 現在は、赤は食欲を増進効果のある色とされており、トマトも真っ赤なものに私たちも「美味しそう」と感じますよね。 真っ赤な見た目と同様に、トマトには魅力的な栄養素がいっぱいです。
リコピン(抗酸化作用)
・シミ/しわ予防
・老化防止
・ダイエット効果
クエン酸
・夏バテ予防
・疲労回復
ケルセチン/カリウム
・動脈硬化予防
・高血圧予防
・むくみ予防
グルタミン酸
・ダイエット効果
・肌の保湿効果
トマト缶のトマトソースも美味しいですが、フレッシュトマトを使うと缶詰とは違ったあっさりとした味わいで、パスタやお肉にもよく合います。 先にあげた胡瓜と一緒にマリネにするのも、清涼感の得られる一品としておススメです。
しかし、いくら栄養があるといっても身体を冷やす作用が強いので偏ってしまうのはよくありません。特にこれからの時期は暑さで体力も奪われるので、野菜だけではなく、肉や魚、卵といったたんぱく質もしっかりと取りましょう。
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